今日は雨がやむと思っていましたが、夕方までしっかりとした雨が降っていました。
イヌとシカたちと静かな時間をすごしながら、活動のことなどいろいろ考え事をしていると、気持ちがなんだかソワソワし始めてネガティブな気持ちになってしまったわたしです(汗)。
天気が悪いと気分は落ち込むのですが、その自分をまず受け入れてから客観的に自分を見てどうすごすかを考えて行動しています。
今日はシカに関する情報の問題について指摘する海外の 記事 を見ました。報道はシカに対する脅威を強調し、重要な情報を正確に報道していないという内容で、日本の報道のあり方と重なりました。
記事によると、「ブラジルに生息する8種のシカに対する脅威のほとんどが正しく認識されていたが、特定の種への脅威は無視、過小評価、過大評価されていた」と研究グループが結論付けています。
たとえば、ロードキルの脅威は過大評価し、家畜伝染病の感染の影響を過小評価しているなどです。
野生動物の生息地の分断や損失、密猟による脅威、病気のウシを刺したカが媒介するウィルスによって引き起こされるシカが感染する病気についての原因をとりあげる報道はほとんどないということでした。
研究者は、「ニュースでは、報道された事態の原因を取り上げることが重要です。そうして初めて、例えば都市部にシカがいることと自然の劣化との関連性が読者に理解されるのです」と語っています。
その通りだなと思います。
日本では、不健全な研究環境であることや報道のバイアスのひどさなどがあり、シカに対する報道は非常に悪質と言いざるを得ない状態です。
シカが生態系を破壊するということについてもそうです。生態系を破壊しているのは、わたしたち人間であり、シカたちではありません。
以前、行政に「自然環境の変化とシカの行動を分析されているのですか?(調査研究)」と聞いたことがありますが、調査は行なっていないということでした。シカは自然環境に生きる動物であるにもかかわらず、自然環境の変化の調査や記録もなく、単にシカの行動や個体数に注目し「増えた」や「被害」と騒いでいるのです。これのどこが科学的なのでしょうか。
被害が発生したなら調査をしてその原因を明らかにし平和的な対策を考えるべきではなきでしょうか。
メディアは人ウケのよさそうな見出しで、誇張すぎる表現で人びとの意識を集める報道を繰り返していますし、残酷な野生動物殺しを「美談」に作り変えてしまっています。
メディアは政府の方針を報道で流すだけで、政府の方針に批判なコメントはしません。報道の自由度ランキングでは、日本の順位は80カ国中の71位(2022年)であることはみなさんもご存じだと思います。権力のための報道では、わたしたちの生活に役立つ内容の発信はほとんどされていません。報道のバイアスには注意していきたいとい思っています。
シカに対して一般的に言われていることについても、一端立ち止まり「これは本当なのだろうか?」「いや、ちょっとまって、これ、おかしくない?」と批判的に報道を見てほしいと思います。
今回の記事のように正確ではない報道を指摘する研究チームがあればいいですが、そうでない国では、そこに住んでいる人たち自身で情報を分析していく必要があると思っています。
にほんブログ村のクリックをお願いします
↓ ↓ ↓
にほんブログ村
参考文献
André Julião News coverage highlights some threats to deer conservation but may mislead or omit key information PHYS ORG(最終閲覧日:2023年3月18日)。